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いつまで「垂れ流し情報」を追いかけますか?

 2005年9月15日、『The Daily Korea News』の「創刊4000号」をお届けできることを、KRNスタッフ一同を代表して心からお礼申し上げます。

思い起こせば、世界がソウルオリンピックにわいた1988年。スポーツだけでなく、政治、経済、社会、文化のあらゆる分野で、「本当の韓国の姿」を日本のみなさんに理解していただきたいと思い、『The Daily Korea News』の発刊を思い立ちました。そして翌89年6月1日、試行錯誤の末、「FAXニュース」という、当時としては画期的な方法で創刊第1号を世に出しました。

日韓の経済交流を願って『一所懸命』

 あれから16年3カ月。私たちは「今朝のソウル、等身大の韓国」をお伝えすべく、毎朝、休むことなく『The Daily Korea News』をお届けして参りました。

まさに「継続は力なり」。4000号を支えてくれたのは、少しでも日韓親善、経済交流に寄与したいという編集スタッフの献身的な使命感と、購読という形で経済的にKRNをご支援いただいた読者のみなさまのおかげです。

実に多くのみなさまに支えられて今日まで歩んで参りました。この場を借りて心からお礼申し上げます。

無分別な情報の垂れ流しは読者の判断を誤らせる

 ところで4000号に至るこの間、『The Daily Korea News』の紙面が徐々に改編されていたことを、みなさんはご存じだったでしょうか?

実は、創刊当初の「ストレート記事の翻訳」という紙面制作は3000号で終え、その後は、プロの視点による「解説」「調査報道」に力を入れて参りました。その傾向は最近とみに顕著で、ニュース制作作業の半分は、記事のクオリティ・チェックと分析に充てられています。多くの読者から「『The Daily Korea News』に載っている記事であれば間違いない」というご信頼をいただく所以です。

KRNはこれからも前進します

 4000号の節目を迎えるにあたって、改めて声を大にして申し上げます。

『The Daily Korea News』は単なる新聞の翻訳や垂れ流し情報ではありません。ビジネスマンが求める本当の情報、重要な情報だけをKRNスタッフのプロの視点で取捨選択し、その見方、判断の仕方、活用の仕方などを、毎朝、「簡潔・明瞭」にお伝えしています。

もはや「垂れ流し情報」だけに一喜一憂している時代ではありません。豊富な経験と見識に裏打ちされた情報分析力で、本質を見抜き、それを確実にビジネスに反映させていくことが大切です。

 『The Daily Korea News』はこれからもみなさんのご要望にお応えすべく、日々、研鑽を重ね、5000号をめざします。どうかこれからも引き続き『TheDaily Korea News』にご支援を賜りますよう、スタッフ一同、心からお願い申し上げます。

2005年9月15日

KRN株式会社 代表取締役 三木英明

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