新聞社に勤務されていた三木さんとの最初の出会いは、私がポスコの仕事をしている時でした。第一印象は、眼鏡の奥の眼が大きい若者。
その彼が、ソウル・オリンピックの翌年に『THE DAILY KOREA NEWS』を立ちあげた時は、驚きましたね。やっていけるのかと思いながらも、サラリーマンからの転進に、サラリーマン真っ只中の私は、世代の違いを羨ましく思ったものです。
経営者としていろいろと苦労をされたと思いますが、ここまで来ました。
やりましたね! 頑張りましたね! 三木さん。
ところで三木さんにお願いしたいことがあります。
今年が日韓国交正常化40周年で「日韓友情年」としていろいろな催しが組まれていますが、すべてが一過性のものばかりで余韻が残るものがない。
だからこそ今年から50周年にむけての10年間を、本当の「日韓友情年」としてキャンペーンを仕掛けてもらいたいのです。
これからの10年で、安重根による伊藤博文の暗殺や日韓併合条約、総督府設置などが100年を迎えることになります。
韓国には「10年経てば川(江)も山も変わる」という諺(ことわざ)がありますが、これは同時に人の考え方も変わることを言っているのではないでしょうか。
両国の次の世代を担う人たちが何を考え、どういう態度を示すのかじっくりと見たいですね。
創刊4000号おめでとうございます。
出勤すると「KRNニュース」がファックスで届いています。
朝、事務所の電話が鳴り、「こんなことがあったそうだね」などという会話になったときには、すかさず手にとって見出しを目で追うのです。韓国の新聞社の日本語ホームページを立ち上げる手間も要りません。日々のあわただしさの中で、毎朝目を通す余裕はないのですが、KRNニュースが手元にあるのはとても安心なことなのです。
周りのひとも、日本人が関心を持つニュースや知っておくべき情報が網羅されていると評価しています。「こうたいせいさんのエッセイ」も楽しみにしていますが、年末の「2004年大総括」という特集はたいへん役に立ちました。
毎日の編集作業は大変な忙しさでしょうが、これからも日本人の期待に応えてください。
4000号の発行おめでとうございます。
近年は韓国の大手新聞もみなwebで記事を掲載するなか、16年の長きに渡り継続して発行してこられた歴代編集スタッフの皆様の、日々のご努力に敬意を表します。
福岡は、ソウルとは航空便が1日4便、釜山とは航空便だけでなく高速船が1日8便、フェリーが週6便就航するなど交通網が整備されているため、韓国との経済交流も盛んです。当事務所では、福岡県内企業の韓国ビジネス展開サポート、企業誘致、観光客誘致、バイオ、ITをはじめとする産業プロジェクトへの韓国の企業や団体の参加、などをサポートしております。
このため幅広い情報の収集に努めておりますが、御社の記事は、単なるニュースの提供に留まらず、出来事の背景や実際に韓国でビジネスに携わる方の随想などが読み応えのあるものが多く、参考になります。
これからも、ニュースに加えてその背景などの多角的な記事を掲載され、韓国ビジネスに携わるものの情報源として更なる発展をされることを期待しております。
創刊4000号を迎えられたこと、心よりお喜び申し上げます。
日本では「韓流ブーム」が依然として続いています。どのような分野であれ、交流が増えることは日韓両国にとって非常によろこばしいことですが、ほしい情報はなかなか手に入らないことは、隣国であれよくあることです。その中で、貴紙の存在は、私にとって非常に有益なメディアの一つであります。
一衣帯水と言ってもよいほどまでに発展した日韓経済関係ですが、今後もこの関係が強まることさえあれ、薄まることはないでしょう。その中心的役割のかなりの部分を、貴紙が担っていらっしゃると考えております。
重要な情報は必ず、さらに日本にとっても有益な情報をセレクトされている点は、同じメディアに在籍する者として、日々感嘆しております。今後も、日本語による韓国情報の発信源として、さらなる発展を祈念しております。
4000号への到達おめでとうございます。昨年春に着任して以来、出勤するとすぐにファックスで配信された貴紙に眼を通すのが習慣となりました。
いままで韓国には出張の機会も無く、いわば白紙の状態で赴任したのですが、お蔭様で韓国の政治、経済から産業の動向まで簡潔に知ることが出来て助かっております。要領よく纏められた見出しや記事を参考にして、自分にとって関心の高い事項についてはインターネットでさらに関連情報を調べたり、また支店の韓国人スタッフの助けも借りながら韓国のさまざまな動向への理解を深めるともに、自分なりの見識を持てるように努めております。このように貴紙を活用させていただく中で、時折掲載される「ニュースのつぼ」や芸能関連の記事なども楽しく読んでおります。
貴紙が5000号、6000号を迎える頃には、世界の中での韓国の位置づけはIT産業の技術力や輸出ばかりではなくあらゆる面でますます高まるでしょう。世界が注目する韓国のニュースをまとめていかれる中で、貴紙には日本と韓国の読者へ情報伝達の架け橋としての役割を期待したいと思います。
紙齢4000号「チュカハムニダ(おめでとうございます)」。人間でいえば青年期から壮年期にかかる最も頼りになる存在です。機会でいえばエンジン全開の音が快く聞こえてくる時期かもしれません。
これからの活躍がなにより楽しみです。
さて、一昔前なら情報量の多さを人々は求めていました。
しかし今は情報過多時代に入り、本当に必要な厳選された情報が求められています。
KRNの情報はスタッフの選択眼により、必要で当を得たニュースでいっぱいです。
小さな窓からでも沢山のことが見える便利な存在です。
これからは、料理・ファッション・芸能など女性の視点を益々増やしていただければと思います。
創刊4000号おめでとうございます。
日本語新聞は我われ海外在住者にとって大変重要なものです。それは、英語が堪能なひとでも普段は日本語で物を考えますから、同じ記事を読んでも微妙なニュアンス的なところで日本語の情報に納得し、日本語が一番頭に入り易いからです。ソウルに住んでいると、情報がかなり偏っているように感じられます。
特に東アジアとの関係においては、日韓のみならず第三国からの情報も併せて収集、判断する必要があります。その点に於いて、日本語で情報を提供し、われわれの判断の基準となるKRNの記事には、正確且つ公正さが求められていると思います。
最近はネット上で外国の記事を日本語で読めますが、観点がずれていたり、本当に求める情報からは程遠いものです。いわば日式レストランで食事をするようなもので、本来の日本料理とは似て非なる物です。多様化するお客様のニーズに耳を傾けながら、お互いに本物の日本料理を提供していきましょう。
創刊4000号、心よりおめでとうございます。
「10年あれば山河も変わる」ということわざがありますが、『THE DAILY KOREA NEWS』の創刊から、はや16年という歳月が流れたのですね。地道に韓国と日本の架け橋役を果たしてきた貴社の努力に敬意を表します。
95年以来10年間、日本の大学に身を置いた小生としても、金大中大統領在任時代から、多くの韓国人が日本の大学に入学するなど、活発な人的交流が続いていることを肌で感じています。
今後も日韓友好のかけがえのない場として、政治、経済、社会文化的な側面だけでなく、技術、ヒューマンリソースの交流の場として、貴紙のますますの飛躍とご発展を期待します。
創刊4000号おめでとうございます!1989年に創刊スタートしたという事は、当時私はまだ中学生でした。思春期の青年がお腹の肉を気にし始める社会人になるまで、韓国専門紙として『THE DAILY KOREA NEWS』が情報を発信し続けてきたと考えると、その偉業に感服せざるを得ません。
ここでさらに、『THE DAILY KOREA NEWS』を読みながら育ちましたなどとコメントできれば、ファンの立場として申し分ないのでしょうが、残念ながらそうではありません。むしろ、読んでいる期間は4000号という巨大な数字に比べると、あまりにも少ないのです。
縁あって私が韓国の調査に携わることになったのが約一年半前。以前は全く違う畑で仕事をしていたので、突然に韓国の専門分野に身を投じることになり、戸惑いを感じたものです。『THE DAILY KOREA NEWS』を読み始めたのもちょうどその頃。ハングルも解らなければ韓国のかの字も知らない私が韓国について学ぶには、格好の情報源でした。政策動向からヨン様ブームまで、ポイントを押さえ幅広く情報を提供してくれるので、ともすると専門分野の情報ばかりに目がいってしまう私に、現在の韓国像を教えてくれます。個人的には「ほぼ木エッセー」が好きで、個人の視点から見た等身大の韓国は、韓国に駐在する私にとって共感する部分が多くあります。正確な情報を提供してくれる点もありがたく、安心して読むことが出来ます。
私にとって『THE DAILY KOREA NEWS』は今や三度の飯と同格にあります。今後も末永くニュースを提供いただき、いずれ老眼鏡をかけて読める日が来ることを期待しております。
創刊4000号、誠におめでとうございます。毎日のことですから、我々には計り知れないご苦労があったことと思います。16年もの長きに渡り、継続して記事を配信してきた努力に敬意を表します。
さて、私は2000年に韓国企業に転職しソウルに参りましたが、それまで全く韓国との接点はなく、「こんにちは」「ありがとう」程度の韓国語でいきなり韓国人の中に飛び込みました。情報をとるのにとても苦労をし、日本語の情報に飢えていた私にとって、KRNは「韓国で何が起こっているのか?」を知る唯一の情報源であり、頼りになる存在でした。少しずつ韓国語で情報を取れるようになってきた今でさえ、やはり母国語での情報はありがたいものです。
現在は韓国にて独立、起業をし、日系企業の人材採用のお手伝いをしておりますが、新たに進出を検討する企業からは、当社のサービス以外の分野についてもさまざまなご質問があり、情報の提供を求められますが、KRNの情報に大いに助けられております。
これからも毎日のニュースを楽しみにしております。5000号、6000号、そして7000号といつまでも私たち日本人の重要な韓国情報源として益々のご発展・ご活躍を期待しております。